エコ、省エネ、環境に興味のある方はご一読を。大田原、那須塩原でエコハウス、相互企画の家づくり

お湯の保温でオモシロ話し(オール電化は本当にエコ?)

 

本日はお湯に保温にまつわる面白いお話を一席。

魔法瓶業界では以前から、発泡ウレタンでは熱が伝導し、逃げていくので使えないといってきました。

一方でエコキュート業界では、貯湯ユニットの保温をグラスウールやポリエチレンフォームを経て、2014年にやっと発泡ウレタンにすることに辿り着きました。

ここで皆さん、ちょっと考えてみて下さい。魔法瓶に求められる機能はなんですか、エコキュートの貯湯ユニットに求められる機能はなんですか。

そうですよね、どちらもお湯を保温することが求められる機能です(魔法瓶は冷水の保温にも使われますが)。

にもかかわらず、片や発泡ウレタンは使えない、片や最先端で発泡ウレタン、これって面白いと思いませんか。

またまたここで、皆さんに質問です。ご家庭で大量にお湯を使うのはいつでしょう。

皆さん全員がこう答えることでしょう、入浴時、つまりお風呂。

じゃあ、次の質問です。お風呂には何時頃入りますか。

そうですね、だいたい午後8時頃でしょうか。

ところで、現在の東京電力さんのオール電化ご家庭向けは、午前1時から午前6時までが、深夜電気料金となっています。

つまり、朝の6時までにお湯を沸きあげるということです。そのお湯を14時間後まで熱の逃げていく保温材で貯湯し、大量に使うというのが実情なのです。

エコという観点からいえば、入浴する直前にお湯を沸かすということが望ましいといえないでしょうか。

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全館空調、全館冷暖房もいいけれど、こんなことも考えている那須塩原市の工務店、相互企画

ある稲作法に学ぶ

 

田んぼを耕さず、農薬や化学肥料を使わず、米を生産する不耕起稲作法という農法があります。

千葉県成田市で農業を営んでいらっしゃった岩澤信夫さん(故人)が考案した農法で、労力やコストをかけずに付加価値の高いお米を生産することが出来るということで、近年注目を集めています。

この稲作のおおまかな方法は

①土を耕さない ②苗を低温の厳しい環境で育てる ③成苗を堅い土の田んぼに植える

④収穫期のおよそ十日前まで水を深く入れて管理する というものだそうです。

そしてその特徴は

○労働力を省力化できる ○稲が病害虫に強くなるので農薬がいらない

○切りワラを放置して肥料にするので化学肥料を使わない(大幅に減らせる)

○通常栽培に比べ2~3割収穫量が増える ○品質が良い ○冷害や旱魃に強く安定した収穫量があがる

○香りが良くたいへん美味しい(炊いてから時間がたっても美味しい) ○丈夫なので台風がきても倒れにくい

○米粒が揃って大きい ○コストは規模に関わらず半分以下になる ○自然の生態系が復活する

○地球の温暖化を促進するメタンガスの発生が従来農法の十分の一以下になる というようなものです。

さて、この農法の最大ポイントはどこにあるのでしょう。それは育苗を厳しい環境で行うということでしょう。

岩澤さんは、稲は暑い地方から寒い地方まで日本全国で取れることから、我々が考えているよりはるかに環境

適応力のある丈夫な植物ではないか。それなら苗の段階で厳しい条件で育てれば良いのではないかと考えて

低温で管理し、育苗後半の田植え前十日間は水田に出して育てることにしたのだそうです。

このことを住宅とそこに住まう人、特に子供たちに置き換えてみたらどうなるでしょうか。

最近では、全館空調(全館冷暖房)などの住まいづくりが目につくようになってきました。それはそれで快適な住空間になるであろうことは想像できるのですが、一方で、冷房の効いた空間で生まれ育った子供たちが汗をかけない体質になってしまう、そしてそれにより大きなハンデを背負うこととなるという現実にも目を向ける必要があるのではないでしょうか。

 

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那須塩原市の工務店ですが、ご希望いただければどこへでもお送りします

冊子「なぜ、冷房なしでも過しやすい家づくりが必要なのか」が出来ました

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 冷房(エアコン)は、ヒートポンプ方式です。そして、ヒートポンプの省エネ性は年々改善され、現在ではとても高いレベルにあります。

だからといって、各部屋、あるいは全館で使用することが、本当に省エネといえるのでしょうか。

過去の冷房効率と比較するのではなく、冷房を使わなかったころをベースに比較するのであれば、いくらヒートポンプのエネルギー効率が高くなったといっても、省エネであるといえるのでしょうか。

全くとはいわないまでも、冷房をあまり使わずに過ごせるとすれば、それこそが真の省エネといえるのではないでしょうか。

そして、冷房が重大な、そして多くの健康被害にも関連してくるとすれば、しかも、あかちゃんからお年寄りまでに関わってくるとしたら、いかがでしょうか。

この冊子では、そんなことに触れています。

ご希望の方に無料でお送り致します。お電話や訪問はしませんので、安心してご一読ください。

 

ご希望の方はお気軽にどうぞ

株式会社相互企画 担当/山崎

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高性能遮熱材と断熱材で、冬暖かく、夏は冷房なしで過しやすい家づくり、那須塩原市で頑張るハウスメーカー、相互企画

断熱材と輻射熱(放射熱)

 

断熱材はそう呼ばれていますが「熱伝播遅効型熱吸収材料」なのです。

その通称から勘違いされ易いのですが、熱を断つことが出来る材料ではありません。

下方向への熱移動において93%を占める輻射熱(放射熱)のなんと90%を吸収し、そして放射してしまいます。

つまり、断熱性能を上げるということは吸収する熱量を増やすということで、熱が伝わるまでの時間を稼ぐということに過ぎません。

更に吸収する熱量が多いほど、陽が沈んでから冷めにくいということになってしまいます。よっぽど外のほうが涼しいという現象を生じてしまうのです。

どこのハウスメーカーさんでも工務店さんでも、壁面より天井面や屋根面の断熱材を相当厚くして強化しているにもかかわらず、総二階建てであれば2階のほうが断然暑くなるということが、断熱材の特長を顕著に物語っているのではないでしょうか。

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那須塩原、大田原、栃木、夏暑くない平屋建ての住まい、相互企画

桜の開花時期

 

さくら(ソメイヨシノ)の4月1日時点での開花ラインの変化を見てみましょう。

1960年代では、千葉・埼玉・山梨・群馬・茨城・栃木などのほぼ全域で、まだ開花しませんでした。

ところが、2000年前後では、それらの地域のほぼ全域まで開花ラインが北上してきています。

これも顕著に温暖化を表す事例のひとつでしょう。

このような事象を見ても、これからの家づくりにおいて暑さ対策を疎かにしてはならない、根本的な暑さ対策の重要性がお分かり頂けるのではないでしょうか。

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那須塩原、大田原、宇都宮で、自由設計の快適な木造住宅づくり、相互企画

木造住宅はエコロジー

 

木材は、製造過程において化石燃料をあまり必要としません。また、木材はその中にCO2の元となる炭素を貯蔵しています。化石燃料をあまり使わないということは、製造過程で放出するCO2も少ないということです。その放出量は1立米あたりで、鉄の約1/350、アルミの約1/1400と、極めて少ない数値となっています。さらに、木の中には1立米あたり250㎏もの炭素が貯蔵されています。

一方で、現在の日本は、約2300万ha程度の森林を抱えており、その内の約1030万ha程度が人工林となっています。つまり、約45%は人工林となっているのです。そして、人工林に生えている木のほとんどが樹齢40年以上となっており、伐採時期を迎えています。

木が一番CO2を吸収するのは生長過程においてなので、人工林を伐採し、木材として炭素を蓄え、そしてまた植樹するというサイクルが、地球温暖化防止に大きく貢献することとなります。

もちろん、残された自然林は大切に保護していかなければなりません。ただ、既に人の手が加えられ、人工林となっているところは、地球温暖化防止のためにも、林業に携わる方々のためにも、伐採と植樹をバランスよく進めていくことが必要です。そのためにも、植樹から伐採までの期間を耐えうる家づくりを心がけていきたいものです。

 

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那須塩原、大田原で、家族みんなに優しい平屋の家づくり、相互企画

日本の地域別将来推計人口

 

国立社会保障・人口問題研究所は「日本の地域別将来推計人口(平成30(2018)年推計)」をまとめました。

この推計は、将来の人口を都道府県別・市区町村別に求めることを目的としたもので、要点は以下のようなものです。

  • 2030年以降は全都道府県で総人口が減少
  • 2045年の総人口は、7割以上の市区町村で2015年に比べ2割以上減少
  • 2045年の65歳以上人口が50%以上を占める市区町村が3割近く
  • 0~14歳人口割合は大多数の市区町村で低下

もちろん、栃木県も例外ではなく、2045年に65歳以上人口が50%近くか上回る予想がなされている市町村を見ると

日光市/49.8% ・矢板市/48.8% ・那須烏山市/51.9% ・茂木町/64.9% ・那須町/55.1% ・那珂川町/54.0%

となっています。

このことからも配慮していかなければならないと思うことが、お年寄りは人工的な冷気を嫌う傾向が強いということです。

2045年に65歳を迎える方は今何歳なのでしょうか。

38歳ですね。

2045年に60歳を迎える方は今何歳なのでしょうか。

33歳ですね。

この年齢層の方々は、お家を建てたばかり、あるいは今まさに建てようとしている方々でしょう。

それは間違いなく高気密高断熱の家づくりのはずです。そして、単純に気密断熱を高めた家は、夏は冷房頼みの家といっても過言ではないでしょう。

確かに、若いうちは冷房が苦になりません。しかし、誰しも歳をとっていきます。それに伴って、冷房が嫌になっていきます。そして、温暖化も進みます。

今、そしてこれから、家づくりをとお考えの皆さん、冷房を使わなくても過しやすい家づくりを考えていく必要性を感じませんか。

 

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