熱移動について考える⑰

遮熱材施工の注意点

遮熱施工の注意点

アルミは反射率が高い素材ですが、熱伝導率が高い素材でもあります。

したがって、高温のものに直に触れていれば直ぐ熱くなってしまいますし、冷たいものに直に触れていればあっという間に冷たくなってしまいます。

この影響を防ぎ、アルミが持つ高い反射率の効果を損なうことなく生かすためには、空気層が必要となります。

屋外の熱を反射するためには遮熱材の屋外側に空気層を、屋内の熱を反射するためには遮熱材の屋内側に空気層を設ける必要があるのです。

ですので、断熱材と遮熱材をピッタリとくっつけて使用するというようなことは無意味ですので、ご注意ください。

 

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栃木県那須塩原市南郷屋4-16-1

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熱移動について考える⑯

アルミ遮熱材の違いその4/耐久性

アルミ遮熱材にも耐久性の違い

ほとんどの遮熱シートは、エアーキャップ生産マシーンを利用し、接着剤で貼り合せて製造します。

しかし、接着剤は劣化します。せっかく耐久性に優れたアルミを使用しながら、耐久性を大幅に縮めてしまっているのです。

私たちの使う遮熱材は、遮熱シート専用マシーンで接着剤を一切使わずに生産(プラズマ溶着)されています。

ですので、紫外線の当たらない場所で使用すれば、100年後でも再利用可能です。

 

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熱移動について考える⑮

アルミ遮熱材の違いその3/アルミ箔の厚み

アルミ箔の厚みに注意

遮熱シートは、薄ければ薄いほど性能を発揮できます。

薄いほど、輻射熱の影響を受けにくくなるからです。

暑いほど、そのシートの中の分子数が多くなり、それだけ輻射熱の影響を受けやすくなります。

また、アルミ純度が高くなければ、薄くすることは出来ません。

私たちの使う遮熱シートは、7.2ミクロン(1ミクロンは1000分の1mm)です。

ちなみに「はやぶさ」に使用されたアルミシートは0.5ミクロンです。

コンマ何ミリというレベルは、遮熱シートとしては非常に厚いというレベルなのです。

 

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熱移動について考える⑭

アルミ遮熱材の違いその2/アルミ箔の反射率

遮熱材は反射率が重要

アルミの反射率は92.45%(アルミ金属国際基準の認定値)です。

ですので、高純度アルミ箔を表面に加工しただけでは、これを超える反射率を得ることは出来ません。

もし、このアルミ反射率を超える数値を謳っている遮熱材があれば、その差の根拠を明確に示すことが出来るはずです。

もし根拠を説明出来ないようであれば、反射率の数値には大いに疑問が生じると言えるでしょう。

しかし、アルミ箔による遮熱材の中には、限りなく100%に近い反射率を得られるものもあります。

例えば、高純度のアルミ箔に光沢度(光沢度とは純分率と研磨率からなります)を加えることで実現しています。

反射率が1%低くなると熱抵抗値は15%下がってしまいますので、99%と92.45%の違いは大きなものとなります。

ですので、反射率の違いは例え数パーセントであろうとも、無視できない重要なポイントとなります。

 

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熱移動について考える⑬

アルミ遮熱材の違いその1/アルミの種類

遮熱材もしっかり選ぼう

同じように見えるアルミでも、大きく分けて2種類あります。

アルミ蒸着とアルミ箔です。

アルミ蒸着はポリエチレン等のフィルムにアルミの粉を吹き付けたような状態で、反射率は35~60%程度です。

しかし、高純度アルミ箔を表面に加工したものは92.45%程度の反射率が得られます。

 

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熱移動について考える⑫

断熱材と遮熱材の違い

暑さ対策は如何に輻射熱を防ぐか

断熱材は「熱伝播遅行型熱吸収素材」とも言います。つまり「ゆっくりと熱を伝える」ことと「熱を吸収する」素材です。

一方、本当に高性能な遮熱材であれば、輻射熱のほとんどをはねかえします。

つまりは、輻射による熱移動を防ぐという素材なのです。

 

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熱移動について考える⑪

アルミ材による遮熱

高性能遮熱材(遮熱シート)

前回の表から、銀、金、アルミの反射率が極めて高いことが分かります。

ただし、銀と金は非常に高額なため、アルミが輻射熱対策の材料として使われるようになってきたのです。

そして、それらは遮熱材と呼ばれています。

断熱材と遮熱材は混同されがちですが、性質は全く異なるものなのです。

 

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