冷房頼みにしない暑さ対策が実現すると②

夏の消費電力をどう抑制するか

日本の場合、電力需要のピークは夏です。

そして、電力供給はピークを迎えても不足しないだけの容量が求められます。

需要量に対して供給量が足りないと、ブラックアウト(大規模停電)を起こしてしまうからです。

しかし、ブラックアウトを招くケースはそれだけではありません。

需要と供給のバランスが崩れても、ブラックアウトが起きるのです。

気候の良い春と秋には、需要が落ち込みます。

そして、この時期の需要とピーク時の需要の差が大きくなればなるほど、大量の電力量供給調整が強いられるのです。

冬の電力需要は、温暖化と建物の高断熱化で減っていくことでしょう。

一方で、夏の電力需要は、温暖化、住宅はもとより住宅以外への冷房の普及促進、冷房の使用頻度や冷房負荷の向上などにより、増え続けることが懸念されます。

既に、電力需要が落ち込む時期に供給量を調整するため、一時的に再生可能エネルギーの買い取りをストップするという事態が起こってきています。

このようなことが沢山、あるいは広範囲に起きるようになれば、再生可能エネルギー普及の足かせにも成りかねません。

冷房頼みにしない暑さ対策が実現すれば、ピーク時の電力需要を押し下げることが可能となり、そのような懸念を払拭出来るでしょう。

 

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