寒さ暑さ対策は熱移動の理論に基づいて⑨「夏の直達日射量」

 

グラフは、東京における夏至の直達日射量を表したものです。

グラフから読み取れるように、夏は圧倒的に水平面が受ける日射量が多くなります。

これは、夏の南中高度が高くなることによる影響です。

東京(北緯35度を仮定)を例に挙げると、夏至の日における太陽の南中高度は78°、冬至の日における太陽の南中高度は32°、その差は実に46°にも及ぶのです。

このことにより、夏は屋根が大量の日射を受け、それによって大量の輻射熱(放射熱)を発生させることとなるのです。

そして、これこそが2階建てであれば2階のほうが、つまり屋根に近い空間が暑くなる仕組みなのです。

 

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