2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

遮熱のことを知ろう-15

なぜ今後の建物づくりに遮熱材が必要なのか⑧ 熱中症と冷房の弊害-Ⅳ/学校(非住宅)の冷房普及2 このように、北海道や東北の一部を除けば、幼稚園や学校の教室のほとんどに冷房が設置されています。 また、体育館でも冷房設備の導入が進んできているのです。 …

遮熱のことを知ろう-14

なぜ今後の建物づくりに遮熱材が必要なのか⑦ 熱中症と冷房の弊害-Ⅲ/学校(非住宅)の冷房普及 文部科学省が令和2年9月30日に出した報道発表から、抜粋して掲載しますので、ご覧ください。 資料のご請求、お問合せは 株式会社相互企画 山崎まで 栃木県那須…

遮熱のことを知ろう-13

なぜ今後の建物づくりに遮熱材が必要なのか⑥ 熱中症と冷房の弊害-Ⅱ/住まいの冷房普及 二人以上の世帯の冷房普及率は2019年の段階で90%を超え、一世帯当たりの平均保有台数は3.2台程度に増えてきています。 資料のご請求、お問合せは 株式会社相互…

遮熱のことを知ろう-12

なぜ今後の建物づくりに遮熱材が必要なのか⑤ 熱中症と冷房の弊害-Ⅰ/熱中症の発生場所 このグラフによれば、熱中症の6~7割は建物内で起きていることが分かります。 このことからも、建物内の暑さ対策の重要性が分かります。 資料のご請求、お問合せは 株…

遮熱のことを知ろう-11

なぜ今後の建物づくりに遮熱材が必要なのか④ 温暖化の進行による気温上昇-Ⅳ/2100年最高気温予想 これらの気象データが示すように、温暖化による気温上昇を踏まえれば、暑さ対策に大きな効果を発揮する高性能遮熱材が、これからの住まい(建物)づくりに必…

遮熱のことを知ろう-10

なぜ今後の建物づくりに遮熱材が必要なのか③ 温暖化の進行による気温上昇-Ⅲ/今後100年の気温変化予想 宇都宮地方気象台によりますと、栃木県の年平均気温は今後100で更に3℃上昇し、真夏日が30日増え、冬日は40日減ると予想されています。 冬らし…

遮熱のことを知ろう-9

なぜ今後の建物づくりに遮熱材が必要なのか② 温暖化の進行による気温上昇-Ⅱ/夏も冬も最高気温更新 温暖化が進むにつれて、年平均気温が上昇していきます。 当然のことではありますが、それに伴って夏も冬も最高気温を更新していくことでしょう。 資料のご請…

遮熱のことを知ろう-8

なぜ今後の建物づくりに遮熱材が必要なのか① 温暖化の進行による気温上昇-Ⅰ/過去100年の気温変化 2016年8月26日の下野新聞朝刊の記事をご紹介します。 過去100年で栃木県の年平均気温がどれだけ上昇したのか、どれだけ冬日が減り、どれだけ真…

遮熱のことを知ろう-7

断熱材と遮熱材の違い⑥ これからの建物づくりは遮熱材と断熱材の併用 ただし、アルミは熱伝導率の高い材料ですので、伝導熱や対流熱には弱いという側面も持ち合わせています。 アイロンをあてがえば瞬時に熱くなってしまいますし、ドライヤーで温風を吹き付…

遮熱のことを知ろう-6

断熱材と遮熱材の違い⑤ 遮熱材は反射材 断熱材を含めたほとんどの建築材料は、輻射熱に対する反射率が低く、輻射熱の影響を大きく受けることとなります。 そこで、輻射熱の影響を防ぐためには、輻射熱の反射率が高いものを採用し、熱移動を防ぐことの出来る…

遮熱のことを知ろう-5

断熱材と遮熱材の違い④ 断熱材と輻射熱 空気の熱伝導の低さを利用しているのが断熱材です。 断熱材は中に空気を閉じ込め(さらに熱伝導の低いガスを閉じ込めているものもあります)、それによって壁や天井などに空気の層を設けることで、対流や伝導による熱の…

遮熱のことを知ろう-4

断熱材と遮熱材の違い③ 熱移動の3要素の割合 以前は熱移動の大半は対流と伝導で起こると考えられてきましたが、1920年から輻射による熱移動の考え方が体系化され、ペンシルバニア州立大学とオークリッジ国立研究所によって報告がなされ、熱移動に対して…

遮熱のことを知ろう-3

断熱材と遮熱材の違い② 熱移動の3要素(3原則) 一般的に熱は高温部から低温部へ移動する性質を持っており、熱の移動は熱伝導とも呼ばれています。 そして、熱は3つの要素によって移動します。それは、「対流」「伝導」「輻射」という3要素です。 つまり、…

遮熱のことを知ろう-2

断熱材と遮熱材の違い① 断熱材は熱伝播遅効型熱吸収材料 断熱材は「熱伝播遅効型熱吸収材料」です。 熱を吸収することで、熱が伝わるのを遅らせる、時間を稼ぐというものが、断熱材の機能です。 そして、断熱性能を上げる、断熱材を厚くするということは、吸…

はじめに 世界的に温室効果ガス排出抑制への取組みが行われたとしても、温暖化が止まるわけではありません。 あくまでもどれだけ抑制出来るかということであって、温暖化は進みます。 当然のことではありますが、それに伴って暑さが厳しさを増していきます。…

設計/仕上げワンポイントアドバイス「外壁アクセサリー」

外壁にワンポイントアクセサリーはいかがでしょうか。 ネット通販で様々なタイプが流通していますので、自身で購入いただき、お持込みで取り付けてもうらうといいでしょう。 お好みのものをお家のシンボルとしてなんていうのも素敵ですね。 設計のご相談、施…

設計/仕上げワンポイントアドバイス「クロス」

LDKや居室、トイレなどの一面だけ、クロスを変えてアクセントにすると、雰囲気がガラッと変わりますよ。 アクセントクロスは色の濃いものや柄のあるものでもいいですが、ベースとなるクロスは色柄のきつくないものをお勧めします。 なぜかというと、カー…

設計/仕上げワンポイントアドバイス「明り採り(間接光)」

外周に面していない廊下などで二階が乗っているケースでは、直接光を採りいれることが難しくなります。 そのような場合では、隣接スペースとの仕切り壁上部に、透明あるいは半透明のアクリル板をはめ込み、隣接スペースに設置した窓から間接的に光を採り込む…

設計/仕上げワンポイントアドバイス「明り採り(直接光)」

平屋建ての場合、縦動線がなくなる一方で、横動線が多くなりがちです。 それに伴って、外周に面していない廊下などが出来やすくなります。 そのようなスペースは窓を設けられず、暗くなりがちですので、採光を工夫するようにしましょう。 たとえば、屋根の掛…

設計/仕上げワンポイントアドバイス「コンセント」

コンセントの設置箇所を検討する際には、用途や家電などのレイアウトを良く考えて、検討して下さい。 例えば、キッチンのところに家電調理器具用としてカバー付コンセントとか、充電式の掃除機をしまう予定の収納の中とかといった具合に、具体的に検討しまし…

設計/仕上げワンポイントアドバイス「物干し」

ご夫婦共働きのご家庭では、洗濯物を室内に干すというケースが多いことでしょう。 そのようなケースでは、洗濯物をどこに干すのかということも重要ですね。 特に、ベランダのない平屋建てとなれば尚更でしょう。 専用のスペースを設けるのか、あるいはどこか…

設計/仕上げワンポイントアドバイス「水周り」

キッチン、お風呂、洗面、トイレなどの水周り。そして、一世帯住宅の場合、キッチンとお風呂はワンセットずつ。 間取りプランニングにあたってご要望をうかがう際、キッチンやお風呂を二階に設けたいとおっしゃられるお客様もいらっしゃいます。 もちろんそ…

設計/仕上げワンポイントアドバイス「書斎」

最近ではリモートワークが増え、ご自宅でお仕事をする方や機会が増えています。 それに伴って、書斎のニーズも高まっています。 書斎を設ける場合には、広さやポジショニング、用途や仕事内容などによって、どのようなカウンターや棚を設置したほうが良いの…

設計/仕上げワンポイントアドバイス「食器棚」

食器棚及び冷蔵庫のスペースをどうするか。そこに窓を設けるのかどうか。 それによって、食器棚のサイズや形状が変わってきます。 あるいは、キッチンメーカーの食器棚に造作のカウンターを組み合せるという方法もあるでしょう。 こういったことも、間取りを…

設計/仕上げワンポイントアドバイス「収納」

収納は多いに越したことはありませんね。しかし、収納を豊富にとれば面積が増え、予算も嵩むことでしょう。 そこで、限られた中で出来るだけ有効に使えるように収納を設けたいですね。 幅があまり取れない場合、奥行きがあまり取れない場合など、工夫次第で…

設計/仕上げワンポイントアドバイス「室内ドア」

開き戸、引き戸、引分け戸、引込戸、中折れ戸、折れ戸など、屋内に使う扉にも、色々なタイプがあります。 そして、どんな扉にするかによって、使い勝手に影響してきます。 また、開き戸の場合、どちら方向に開くかによっても、使い勝手が変わってきます。 箇…

設計/仕上げワンポイントアドバイス「階段」

階段の形状には周り階段やストレートな階段、オープンスタイルのものなど、色々なタイプがありますが、ここでは色づかいについてお話ししたいともいます。 階段を単色ではなく、写真のように足を乗せる踏み板と縦方向の蹴込板、両サイドの側板などに色を混ぜ…

設計/仕上げワンポイントアドバイス「WIC」

間取りをプランニングする際に、ウォークインクローゼットをというケースも多いものです。 ただし、同じ広さのWICでも、出入り口の場所によっては収納力に違いが生じます。 広いに越したことはないでしょうが、限られたスペースを出来るだけ有効に使える…

設計/仕上げワンポイントアドバイス「ロフト」

特に平屋建ての場合、広い屋根裏空間が出来ますので、ロフトあるいは小屋裏収納を設けるケースも多いことでしょう。 その際は、収納梯子ではなく、常設の階段を設けると使いやすいです。 ただし、階段には2坪程度を擁しますので、広めのロフトにしないと意…