遮熱のことを知ろう-18

なぜ今後の建物づくりに遮熱材が必要なのか⑪

熱中症と冷房の弊害-Ⅶ/汗をかけない子ども2

 

 

乳幼児期を冷房の効いた空間で過す機会が多いと、能動汗腺の発達が不十分となる可能性があり、その結果、汗をかけない、かきにくい体質となってしまいます。

そして、その体質は一生涯のものとなってしまうのです。なぜなら、汗をかくための能動汗腺の発達は、生後3年程度の期間だけだからです。

汗が蒸発する際に奪う熱エネルギーはとても大きく、同じ量の水が100℃から0℃に冷えるときに吐き出される熱量のおよそ5倍にもなります。

汗をかけないということは、その大きな熱量を放出できないということであり、熱中症になりやすくなることを意味します。

一方で、温暖化が進むことによって、熱中症のリスクはどんどん高まるでしょう。

 

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