人と建物、2つの視点から熱中症に備えよう㉟/断熱材は熱移動にどんな効果がある-Ⅰ

 

熱対策において、輻射熱への対応が重要であり、必要不可欠であることはご理解頂けたことと思います。

ところで、ほとんどの建物に熱対策として使用されてきた断熱材は、どのような熱移動に効果的なのでしょうか。

空気の熱伝導の低さを利用しているのが断熱材です。

断熱材は中に空気を閉じ込め(さらに熱伝導の低いガスを閉じ込めているものもあります)、それによって壁や天井などに空気の層を設けることで、熱の移動を遅らせます。

熱の移動を防ぐのではなく、あくまで遅らせるという効果です。

ですので、断熱性能の違いは、熱移動に要する時間の違いであり、高性能なほど熱の移動に時間を稼げるということに過ぎません。

 

関心のある方、興味のある方、お気軽にお問合せください。

 

温暖化/気温上昇に適応する建物づくりに関する資料ご請求、お問合せは

株式会社相互企画 山崎までお気軽にどうぞ

栃木県那須塩原市南郷屋4-16-1

0287-36-3925

yamazaki@sougokikaku.co.jp