快適な家づくりをするためのA7

【クエスチョン7】

気温30℃は暑いのに、湯温30℃のお風呂が寒いのはなぜなのでしょうか。

 

 

【Q7へのA】

体温を36℃とすると、気温30℃は体温より低いので、暑く感じないはずです。

しかし、太陽からの赤外線が降り注ぐことで建物や道路、人体や樹木などに大量の輻射熱が生じ、暑く感じることとなります。

直射日光が当たらない木陰が涼しく感じられるのは、人体から発生する輻射熱量が軽減されるからです。

一方で、30℃の風呂に入ることで起こる熱移動は伝導であり、輻射は生じません。

そして、熱は高いほうから低いほうに移動します。

したがって、30℃の風呂に入浴した場合、体温が奪われる(体温が伝導により身体から風呂の湯に移動する)こととなり、寒く感じるのです。

 

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