熱移動について考える⑥

断熱材は熱移動にどんな効果がある?-Ⅰ

熱伝播遅効型熱吸収材料

空気の熱伝導の低さを利用しているのが断熱材です。

断熱材は中に空気を閉じ込め(さらに熱伝導の低いガスを閉じ込めているものもあります)、それによって壁や天井などに空気の層を設けることで、対流や伝導による熱の移動を遅らせます。

熱の移動を防ぐのではなく、あくまでも遅らせるという効果です。

ですので、断熱性能の違いは対流と伝導による熱移動に要する時間の違いであり、高性能なほど熱の移動に時間がかかるということです。

 

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