寒さ暑さ対策は熱移動の理論に基づいて⑧「下方への熱移動に占める輻射の割合」

輻射熱(放射熱)の割合が極めて大きいのが、下方への熱移動です。

上から下へ熱が移動する場合において輻射熱(放射熱)が占める割合は、なんと93%にも及びます。

 

 

ですので、上から押し寄せてくる熱のほとんどが、輻射熱(放射熱)によって起きているのです。

そして、このことは特に暑さ対策をとるうえで、極めて重要なこととなります。

また、温められた空気は膨張して比重が軽くなります(ボイル・シャルルの法則)ので、対流熱はゼロ、つまり対流熱は下にはこないという具合です。

ですので、エアコンによる暖房(対流熱による暖房)だと、上部から温まる、あるいは足元が温まらないという現象が生じるのです。

 

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