寒さ暑さ対策は熱移動の理論に基づいて③「伝導熱」

熱移動の3要素のふたつめ、伝導熱についてです。

伝導熱とは、物質と物質が直に接することによって熱が移動することを言います。

熱は高温部から低温部へと伝わりますから、氷枕を当てれば頭が冷やされますし、湯たんぽを当てれば足が暖められるというわけです。

また、アイロンも伝導熱を利用した機器です。

気温30度だと暑く感じるのに、30度のお風呂は寒く感じます。これは、30度の湯温より体温が高いため、体の熱が浴槽内のお湯に移動することで奪われるかたちとなるので、寒く感じるというわけです。

でも一方で、体温よりも低い気温30度が暑く感じるのでしょうか。そのわけは輻射熱にあります。

 

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